8th River Hiroshima について

Our Vision

広島にはかつて七本の川が流れていました。

広島の地に刻まれた記憶を、川は覚えています。

 

この記憶を世界中の人々と共に感じることを通して、それぞれの「平和」のあり方を考えること、対話をすること、そして、一人ひとりが真の自分として、他者と共に「平和」な社会をつくること。そういった学びの空間を創ることが私たちのミッションです。

 

一滴一滴が集まり、やがて川になるように、一人ひとりが集まれば、広島から流れる8番目の川となり、そして、その流れが、それぞれの平和を生み出す力になると信じて私たちは活動しています。

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8RHメンバー

Who We Are

広島で生まれ育った私たち。
小さいころから ずっと側にあった「平和」というコトバ。

 

「核兵器のない世界」「戦争のない世界」が「平和」だとずっと思ってきました。

 

だけど、今世界で起きているたくさんの痛み、苦しみ、そして暴力を目にした時、
日々の暮らしでの、一人一人それぞれの「平和」の在り方を考え始めるうちに、

 

自分にとっての平和ってなんだろう。
友達にとっての平和ってなんだろう。
地域にとっての平和ってなんだろう。
国にとっての平和ってなんだろう。
地球にとっての平和ってなんだろう。

そもそも、「平和」ってなんだろう。 


という、
大きな問いが生まれました。

 

そんな思いを抱えながら、広島を学びにこの地を訪れるたくさんの人々と対話をする中で、広島は、「核兵器のない世界」「戦争のない世界」を求める声を発する場所だけでなく、人々の声を聞き、受け止め、抱きしめてくれる場所、そして自分の物語を安心して話すことができる場所でもあると、感じ始めました。

 

この広島という場所で、一人一人が、言葉を交わし、お互いの物語を分かち合い、響き合いながら、「平和ってなんだろう?」という問いの答えを一緒に探す、学びの空間をみんなと一緒に創っていきたい。

 

そんな想いを大切にしながら、8th River Hiroshima は活動を続けています。

 

Kanade_Bio

黒住 奏

Kanade Kurozumi

代表理事

平和教育ファシリテーター、写真・映像作家、文筆家。
ひろしま生まれ。

ニューヨーク市立大学の映画科を卒業後、ニューヨークを拠点にカメラマンとしてメディア業界に携わる。8年間のアメリカ生活を終え2011年に帰国。被爆証言の通訳をきっかけに、広島の平和活動に関わり始める。2014年に広島大学で文学の修士号(アメリカ文学)を取得。2021年、当時3歳の息子と夫と共にコスタリカへ飛ぶ。怒涛の子連れ大学院留学をなんとか修了し、アテネオ・デ・マニラ大学で学際社会開発学、コスタリカの国連平和大学で平和教育学の修士号を取得。 2024年春から温泉が湧き出る里山に移住。現在は、市内の大学で非常勤講師をする傍ら、文学研究、翻訳たまに通訳、そして写真、映像、ことばを使った表現活動をひっそりと続けている。そろそろ野菜とお米を作りたいと思っている。

Nao

福岡 奈織

Nao Fukuoka

理事

広島市出身。広島大学総合科学部卒業。学生時代は平和学等を専攻し、フランス領ポリネシアの先住民で核実験場の労働者として被曝した人たちの調査を行う。2014年、NGOピースボートが主催する「ヒバクシャ地球一周証言の航海」にユース非核特使として参加。その後、フランス領ポリネシア、韓国、ハワイのヒバクシャの実態についてのヒアリングを重ねる。2016年からは、広島県内外の小中高等学校や大学等で平和教育プログラムの企画と実施や、広島県とICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)の共催するHiroshima ICAN Academyの現地コーディネーターとして活動。現在は、広島県安芸高田市にて自身が運営するイニアビ農園で、農業を通して畑で生態系を学び、環境問題や農業/食糧生産にまつわる社会課題を題材にした平和教育プログラムにも取り組んでいる。

Shizuka

松波 静香

Shizuka Matsunami

理事

広島で生まれ育つ。2009年からギャラリーG(広島市中区)で業務全般に携わる。地域に開かれた半公共的なギャラリーとして、地元だけでなく国内外のアーティストまで多ジャンルの展覧会の受け入れ、企画を続ける。2021年にウェブサイト「ひろしまアートシーン」を立ち上げ、現在も有志の仲間と共に運営を続ける。2024年にフリーランスとなり、展覧会の運営コーディネートや制作・リサーチアシスタントとしても活動。アート作品を通して広島を考えることの可能性と重要性を日々感じている。8th River Hiroshimaではプログラムの運営サポートを行う。

田城 美怜

Mirei Tashiro

理事

ひろしま生まれ。ほぼひろしま育ち。現在はフリーランスとして、広島の歴史や平和文化を主としたリサーチ・通訳・翻訳・平和教育プログラムの企画運営に携わる。被爆者へのインタビューをもとにした演劇「ヒロシマの孫たち」の実行委員代表。

本を買うのをやめられない。超絶に美味しいオートミールチョコチップクッキーが焼けることがある。 温血動物だいたい好き。食を愛しお酒を楽しむ。理解ある素晴らしい友人・家族・仲間に恵まれ日々生きている。人生最大の愛は二人の娘。うずいている内なるものを、写真や絵、雑筆を通して静かに染み出させていきたいと最近思っている。

Miki_Profile

金森 美貴

Miki Kanamori

広報担当

広島県出身。フリーランスライター、映像翻訳家、PR・SNS運用サポーター。

広島市立大学国際学部で、アメリカ文化・ヒロシマと平和・マスメディア論を中心に学ぶ。同大学の夏期集中講座「HIROSHIMA and PEACE」では、世界中から集った学生たちと、平和と非核、国際政治学、歴史学、文学、メディア研究、社会学といった幅広い分野から平和を学び、考え、語り合う機会を得る。

その後、被ばく者認定されていない黒い雨被ばく者に焦点をあてた、ドイツ人写真家のThomas Damnとのプロジェクト “Black Rain Hibakusya-out of the shadow” にて通訳やインタビュー・撮影補助、日英記事の作成などに従事。現在も、ドイツでの展示会の際には、英日翻訳などを補助している。

広島大学大学院で修士号(アメリカ文学)を取得したのち、地元メーカーで広報を約4年間務め、現在のフリーランス活動に転向。

Our Partners

https://oleanderinitiative.org
https://iniabi.square.site/
https://grandchildrenofhiroshima.com/

8th River Hiroshima

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